塀の外側に、よくアリが巣を作っていた。
隣のおばさんは、そこに洗剤を入れていた。
悲しさもあったが、次第に気にならなくなっていた。
アリの食性の基本は肉食で、それに活動のエネルギー源として花の蜜や果実、アブラムシなどの甘露から糖分を摂食するという様式が多数派を占めるが、種類によって草食、菌食、雑食が分化している。生きた動物を襲う種類から自ら栽培した菌類を主食にする種類まで、多種多様な食性が知られているが、エネルギー源として植物の蜜やアブラムシの甘露、タンパク質源として肉食をする種が多い。肉食の種では、特に土壌性の小型種で、トビムシ、ムカデ、ササラダニなど、ほぼ特定の生物のみを襲って獲物にしている種が多く知られている。
巣の外で餌を見つけると、その場で摂食して?嚢に納めて巣に持ち帰る場合もあるが、まるまる、あるいは刻んで運ぶ行動がよく知られている。(中には、砂粒に蜜をまぶして持ち帰るような、道具を使うアリもいる。)その際、アリ達が列をなして行き来するのが見られるが、これは同じ家族の働き蟻によって通り道に残された足跡フェロモンをたどって行く為と考えられている。